2025.11.12号　VOL.309
胸に残る祭りのあと（後編）

こんにちは。株式会社シンカの山内と申します。

1ヶ月以上経過し、花火も燃え尽きた頃ではありますが、去る10月3日（金）に開催した
当社の創立30周年記念イベントの舞台裏・後編をお届けします。

予告していた当日のダイジェスト映像が完成しました。
参加者の皆さまの笑顔と熱気がギュッと詰まった映像になっています。
著作権の関係上、フリー音源を使用していますが、参加者限定のムービーでは
以下の音源が使用されていますので、脳内で再生しながらぜひご覧ください！
　前半：イベントの様子　BGM：B'z「ultra soul」
　後半：ゲスト紹介　BGM：Mr.Children「HANABI」
https://youtu.be/t1JZyenny-U

●社員の振る舞い：「おもてなし」とは
BBQでは、私たちは焼き係に徹するべきか。でも、ワイワイ焼くからこそ交流も生まれる。
せっかく来てくださった方々とできるだけお話したい一方、
私たち自身が落ち着かずに動き回りすぎても、皆様に気を遣わせてしまう。
ならば高砂方式でお待ちするか！？という案も出ました（笑）
時間と人数を考えると、おひとりずつとゆっくりお話するのはどうしても限界があると考えなおし、
最終的に、私たちもお客様と同じテーブルで“共に楽しむ”スタイルを選びました。
（とはいえ、やはりご挨拶したくて、うろうろしていましたが！）

●衣装とBGM：「自分たちらしさ」をどこまで出すか
シミュレーションすれどもすれども、盛り上がる確信を今一つ持てなかった私たち。
シャンパンファイト、パイ投げなど、盛り上げ策を考えましたが、違和感があり却下。
開催の2週間ほど前でしょうか。10年以上お取引のあるお客さまからの言葉で吹っ切れました。
「シンカさんをお祝いしたい気持ちで伺うので、気を使ったり、
もてなそうとしなくていいから、シンカさんが楽しむ姿が見たいです」
このお言葉のおかげで、好み全開のB'zとミスチル縛りのBGM、
そして、1週間前ギリギリに、銀座・有楽町を6時間歩き回り探し出した
あの衣装へとつながっていきました。

●ステージパフォーマンス：偶然か、必然か
マイクがあり、ステージがあり、あのBGMがあれば、歌い出したくなるはず。
パフォーマンス経験のあるゲストにも、せっかくならば登壇してほしい。
ただ、最初からすべてをプログラム化してしまうと“余白”がなくなる。
Aliveの運営で、地域をご案内する際に学んだ「詰め込みすぎない価値」を信じ、
あえて流れに任せることに決めました。
結果、B'zのBGM最後のALONEでゲストが歌い出し、それをきっかけに田中も歌い、
景品交換タイムのスタートを、掛け声でなく歌うことで気が付いてもらおうと山内も続き、
その後は、各テーブルから自然に声が上がってステージへ。
偶発的な連鎖が、私たちの想像も超える一体感を生み出しました。

「楽しかった！」というお声をたくさんいただけたのは、
皆様の温かなお人柄と、場を主体的に楽しむ姿勢のおかげです。
私たちがはしゃいでも受け入れてくださる懐の深さに感謝し、
改めてご縁のありがたさを感じた1日でした。

このノリも限界かと思いつつ、次を期待するお声をもいただいたので、
体力・気力を若々しく保ち、また一緒に歌ってはしゃげる日を楽しみにしています！

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編集後記

10年前、2015年の20周年記念イベントは、社内メンバーのみで行いました。
体制も変わった直後で、ビジョンも掲げられたばかり。変革期の真っただ中でした。
当時の記念動画で、私は次のような言葉を残していました。

＜2020年（5年後）のシンカ＞
社員ひとりひとりが、シンカにいることを誇りに思い、
仕事と人生が重なって、世界とつながっている感覚がもてる会社。
よく働き、よく学び、よく飲み、よく遊ぶ会社。

＜20周年を迎えた気持ち＞
25周年や30周年には、お世話になったお客様やパートナーさんを招待したいなと思います。
やっと本当のスタート地点が見えてきたような気持ちです。

2020年にはAliveを開業、そして2025年、今回の記念パーティを開催することができました。
10年越しに夢が叶った瞬間でした。心より感謝申し上げます。今後とも宜しくお願い致します！