2025.09.03号 VOL.299
少年の勇気が生んだ、最高の夏休み
こんにちは。株式会社シンカの山内と申します。
今週から9月に入りましたが、まだ暑い日が続いていますね。
それでも、風や空、虫の声から、少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。
さて、8月最後の週末、Aliveでは毎年恒例「流しそうめん」イベントを開催しました。
使用する装置は、TVチャンピオン「進め!コロコロからくり装置王選手権」
初代チャンピオンであるMuku-Studio・野出さんが製作、
スタッフの皆さんに、毎年メンテナンスいただいている特製のものです。
例年ご家族連れでの参加が多いイベントではありますが、
今回はなんと、ピタゴラが大好きという6歳の息子さんの強い希望で、
神戸からお母さんと2人、片道6時間かけて参加してくれました。
さすがに遠方のため、開催ギリギリまで参加を迷われていましたが、
思い切って来てくれた二人のため、行程をいくつか追加し、
川遊び・温泉・花火・BBQ・焚火マシュマロ、そしてピタゴラ流しそうめんと
盛りだくさんの体験をご一緒し、私たちにとっても、充実した2日間となりました。
そして、そんな充実したイベントを実現できるのは、
装置を制作していただいているMuku-studioさん、
竹の準備と、名前入りの器や箸をサプライズでご用意してくださった山田さん、
生い茂る雑草を、暑い中、丁寧に草刈りしてくれた清掃シルバースタッフ、
そして、宿泊者専用キッズスペースのピタゴラ装置で遊ばせてくださった大松閣さん、
多くの方々のご協力あってのことで、皆様への感謝を改めて深く感じました。
翌日いただいたご感想・お礼メッセージの一部を、皆様にもシェアさせていただきます。
・たった2日間でしたが、人との繋がり、自然との共生など、
大人も色々なことを感じ考える旅となりました
・飲み口も、削って薄くしてくれてるねって、新幹線で気付いて2人で感動していました。
しかも名前は、参加当日のお伝えだったにも関わらず、
早急にご準備くださったことに、驚きました。
・行きたいのに、迷って行かないと後悔する、それはいやだと思いました。
参加して、本当に良かったと思います!!
○○も、寝しなに、勇気って大事だね。ちょっと勇気出してみたら、
新しい知らない世界があるんだね。夏休みの最後に大旅行できて本当に良かった!って。
純粋な親子の思いが、それに応えたいと関係者を動かし、
その気持ちが重なり合うことで、場全体がより豊かになっていくということを
肌で実感させてもらった貴重な機会でした。
こういった出会いが運営の醍醐味でもあります。
当日の雰囲気はFacebookにてご覧いただけます!
https://www.facebook.com/events/1244034593602874/?active_tab=discussion
来年も、8月最終週に開催予定です!ぜひお待ちしております。
編集後記
AliveのHP「こだわり」には、下記のように記載しています。
「ここで過ごす時間のなかで、生きている幸せを実感していただきたい」
だから、あえて便利にしすぎない、
資源を大切に扱う、地域の方々とのつながりを大切にする。
それがAliveのこだわりです。
今回、6歳のお子さんも、BBQの準備や布団の片づけ、ごみの分別に自然と参加してくれました。
また、地元の商店で手にした、お米や魚介、お肉、卵のおいしさにも、思わず感動の声があがっていました。
共同生活のなかで、子どもたちが自然体験を通じて生き生きと過ごす姿を目にし、
Alive立ち上げ当初には意図していなかった、
成長を後押しできる場になっていることを嬉しく思います。
それでは、次回もお楽しみに!
執筆者プロフィール
株式会社シンカ
ディレクター
山内綾子
1984年北海道札幌市生まれ。筑波大学人間学類心理学専攻卒。2007年、新卒でシンカに入社。
上場企業への採用コンサルティングや、エージェント事業の立ち上げに従事。
自社の経営改革の過程で、従業員の立場から、人事制度刷新や中期経営計画策定を経験し、
「我がごと経営」というサービスコンセプトを立案。
現在は、自社の新規事業開発と並行して、中小企業向けの採用支援をはじめ、
総務業務の改善・事業計画策定・人事制度改革・新規事業の立ち上げなどを支援。
子育てをしながら、自社の宿泊施設がある地方と東京を行き来し、地域通貨の運営にも取り組む。