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『 真価と進化 』

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2025.06.04号 VOL.286
継続は力なり

こんにちは。株式会社シンカの分部と申します。

先日「入社1ヶ月で退職や転職を意識した25卒の新卒は約4割」とのニュースを見ました。
毎年一定数は生じることとは思いますので、驚きの情報ではないものの、
残念ながら引き続き、企業側が人材確保・マネジメントに悩まされることが続くものと思います。

そんなときに思い出したのが「継続は力なり」という言葉。
中学の陸上部時代の恩師から叱咤激励されていた際に何度もかけていただいた言葉です。

それでは、『真価と進化 2025.6.4号』、最後までお付き合いください。


継続は力なり


みなさまは、継続して続けていることはありますか?

私の場合、10年以上前の話ですが、日記を書く習慣をつけようと思い立ち、
気合を入れて、「3年日記」を購入したものの、
一週間であっさりと終わってしまった、という経験があります。

自己の振返りや、考え・想いの言語化、アウトプットをしてみる、
ということを目的としたつもりだったのですが、
毎日書き記すべき出来事が起こるわけでなく、
自分の思考の浅さやアウトプット力のなさにがっかりしてしまい、続けられませんでした。笑
自分にとっての意味を見出せずにタスクとなってしまったのが原因だったと思います。

冒頭、失敗談からの話題となりましたが、
性格的にはどちらかというと、昔から一度始めたら長く続けることが得意なほうでした。

習い事でいえば、ピアノ(9年)、生け花(18年)。
仕事でいえば、一番は、シンカ歴(21年)!

長年お取引いただいているお客様の担当をさせていただいていることもあり、
10年以上のお付き合いのある企業様も多く、大変ありがたい限りです。
特に大手企業様の場合、社内異動が多く、ご担当者様が変わられる中で、
弊社側が、担当を変わらず、以前の経緯などを知ったうえで、ご支援を続けられる、
という点、安心いただけるとのお声をいただくこともあります。

また、自身の年齢があがるに従い、新たな出会いやお仕事も
過去の延長線でつながっていることを感じる機会が増えてきました。

・前職時代、シンカが赤坂見附オフィスの際に、お付き合いがあったご担当者様
・前職時代、シンカの元社員とのお付き合いがあったご担当者様
初対面であっても、共通の話題によって、関係性の距離がぐっと縮まることを実感します。

そして、20代の頃にお仕事をご一緒させていただいていたお客様と、
お互いに様々な紆余曲折を経たうえで、またご縁がつながるような機会もあり、
改めて「継続」していることの強みを感じているところです。


そしてそして、このメルマガも継続していることの一つ。
販促目的のメルマガが世の中たくさんあり、みなさんたくさん受信されていると思うのですが、
そのような中で、多くの皆様に読んでいただいており、
直接お会いした際などに感想をいただくこともあり、大変励みになっています。

産みの苦しみは毎回ありますが、自分の内面や感じたこと等に向き合い、言語化する機会となっており、
自分にとっても、継続してきたことが力になっていると感じます。
(日記には失敗しましたが、皆様に公開することで、モチベーションを維持しております!)

弊社HPにバックナンバーがございますので、ぜひお時間あるときにご覧ください。
https://www.shinka.com/mailMagazine/index_2025.html


■イチロー:
小さなことを重ねることがとんでもないところへ行く唯一つの道

■羽生善治:
何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって
継続してやるのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。


まさに、「継続は力なり」。

世の中が大きく変化している中、我々もスピード感をもって「変化」することは必要ですが、
一方で、「継続」することも同じくらい大事だと思います。

何を継続し、そのうえで何を変えていくのか。
その意思決定が一番難しいのですが、
自分で決めたことを信じ続けること、自分自身を裏切らない強さを持ち続けたいなと思います。

編集後記

なんでもかんでも続ければいいというわけではないですし、
1社に勤め続けることがベストと思っているわけでもないのですが、
大事なのは、やはり、自分自身をがっかりさせないこと、なんだろうなと思います。

自分を「よくやった!」とほめることが、一番幸福度があがると思います。
ぜひ、自分をほめるために、コツコツ続けましょう!

それでは、次回もお楽しみに!

分部 理恵