2025.05.07号 VOL.282
この場所が好きだから
こんにちは。株式会社シンカの村井と申します。
最終日の昨日は雨でしたが、五月晴れの空の下、街中の賑わいや観光地の活気が
感じられたゴールデンウイークでした。皆さまはどのように過ごされましたか。
私は、次男の後輩たちが出場する春の大会を応援に連日体育館へ足を運びました。
「あれからもう一年か」と、時間の流れの速さをしみじみと感じながら、
一歩ずつ前に進んでいる後輩たちの姿に、小さな感動とエールをもらいました。
それでは、『真価と進化 2025.5.7号』、最後までお付き合いください。
この場所が好きだから
ゴールデンウイークは、関東大会の東京都代表を決める大会があります。
全国大会に出場できるのは2校に対し、関東大会は東京都は8校が参加できます。
部活動を行う高校生の多くが「めざせ関東」と目標を掲げています。
だからこそ春の大会ならではの盛り上がりがあります。
まずは、ベスト8にかける各校の成長が見れること。
10月に初公式戦となった新人戦での経験から、学年が1つ上がって迎える春の大会
ベスト8に入れば、関東大会にでれることから、特にベスト8決めの試合はどの山も
白熱したゲーム展開が楽しめます。
春のもう一つの楽しみは、各校の新一年生の様子が見れることです。
入学から一か月あまり、入部間もなくチームウエアも着用していないので、
すぐに一年生だとわかります。おおよその人数規模の把握や、身長が高い子や
ガタイがしっかりしている子がいるとか、いないとか、
期待に胸を膨らませながら先輩たちを応援する姿が初々しく感じ取れます。
ちなみに次男たちの代の33名が卒業し、今年入部した新1年は47名で過去最高です。
コートに響くシューズの音や声援の熱気、張り詰めた空気――
そのひとつひとつに、ちょうど一年前、次男が同じ舞台に立っていた日のことが
今そこに立つ誰かの背中が重なって見える瞬間があります。
応援することに、順番も条件もいらない。
あの頃感じた熱と涙を知っているから、今この一瞬を懸命に戦う後輩たちを
どうしても見届けたくなるのです。
それは、わが子を通してつながったこのチームへの愛情であり、
ただまっすぐに頑張る選手やその親御さん達を応援せずにいられないのです。
今年の関東大会は東京が開催地です。またこの会場で応援ができます。
この場所がこの空間が好きだから、また見届けに来ようと思います。
編集後記
最近、マインドフルネス瞑想を体験する機会がありました。
座りやすい姿勢をとり、目を閉じて自然な呼吸に意識を向け、鼻から息を吸って
倍の時間をかけて口から吐き出すといったやり方で、呼吸を3~4回繰り返しながら、
ただ自分の呼吸に集中するというもの。
「心の筋トレ」ともいわれ、心を落ち着かせて整え、脳を休める効果があります。
ゴールデンウイーク明け、休んだはずなのに疲れてると感じたら、
生活リズムが崩れ、自律神経の乱れが原因かもしれません。
マインドフルネス瞑想でただ目の前のことに集中し、自分の心と向きあう
そんな時間をもつことも良いかもしれません。
それでは、次回もお楽しみに!
(村井 一美)