2024.11.27号 VOL.260
二年越しの伏線回収
こんにちは。株式会社シンカの村井と申します。
地元浅草の11月の年中行事である「酉の市」。
11月の酉の日を順に一の酉、二の酉、三の酉と呼んでいますが
今年は5日、17日、29日と三の酉あります。
「三の酉は火事が多い」なんて云われがありますが、その確証はないようです。
我が家の周辺では年末になると町内の夜警があります。
火事をふせぐため「火の用心」と呼びかけて歩く夜の見回りです。
深夜の夜警、街中にこの呼びかけを聴くと年末だなぁと実感します。
それでは、『真価と進化 2024.11.27号』、最後までお付き合いください。
二年越しの伏線回収
2年前の11月「想いは伝わるか」というメルマガで紹介しましたが、
我が家のトイレに2022年4月から掲げているメッセージがあります。
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公的に成功するということは、正確にいうと誰かに勝つということではない。
他者と一緒に最高の結果を得るということだ。
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「7つの習慣」の著者であるスティーブン・R・コヴィー博士のことばより
当時、バスケットボールの強豪校に入学した次男に向けて、
高いレベルの仲間に囲まれて、これまでのようにはいかないしんどい時も
挫けずに、チームの一員として自分がやるべきことを考え、
仲間と切磋琢磨して頑張れ!というエールを込めたメッセージです。
あれから2年、次男も高校3年生になりました。
関東大会出場、ウィンターカップ出場を目標として、チームに貢献できる
メンバーを目指して、何よりもバスケを最優先として、向き合ってきました。
パワー、スピード、当たり負けしないフィジカルの強化がマストと考え、
筋力トレーニング、食事トレーニングを積み重ね、7キロ増量に成功し、
当たり負けしにくい逞しい体格になりました。
みなの個々の努力がチームとしても実を結び、2024年は6月に関東大会に出場、
そしてこの12月、夢に見たウィンターカップ出場が決まりました。
バスケットボールは5人しかコートに立てません。
いろんな想いを胸にチームひとりひとりが向き合ったウィンターカップ出場決定戦。
勝利が決まったあの瞬間、「他者と一緒に最高の結果を得る」ということ
バスケ部、チームに関わるすべての人たちがその成功を実感した瞬間でした。
お互いを認め合い、信頼の輪を築いたチームの中で相乗効果を生み出した結果です。
高校3年間の締めくくりをこのような形で迎えることができて本当に幸せです。
2年前の「想いは伝わるか」に応え、想いは伝わりましたとここにご報告します。
編集後記
夜警での「火の用心」の呼びかけ、皆さんはどんな呼びかけが頭に残ってますか。
私は「火の用心!マッチ1本、火事の元」という呼びかけでした。
でも、今町内で耳にする呼びかけはそれとは違います。
「火の用心! 戸締り、用心、火の用心!」
マッチを使わない今に合致した適切な呼びかけだと思います。
歳末の忙しい折、みなさまにとっても家内安全でありますように。
それでは、次回もお楽しみに!
村井 一美