シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

SHINKA Mail Magazine

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2023.7.19号 VOL.194
ギフトはデイリーから

こんにちは。株式会社シンカの村井と申します。
日本各地を襲う豪雨と猛暑。
これから夏本番を迎えるなかで一体どうなるのか不安は尽きません。
そんな中で新型コロナにより、2020年以降は中止や一部開催を余儀なく
されてきた地域の伝統行事が各地で復活しでいます。
みんなが一つになる地域のお祭りで不安を払拭し活気づいていけたらと思います。

それでは、『 真価と進化 2023.7.19号』、最後までお付き合いください。


ギフトはデイリーから


突然ですが、「雷おこし」をご存知でしょうか。
地元浅草の銘菓なんですが、正直私にとっては気に留めることのない存在でした。

地元の友人が「手土産に常盤堂さんのおこしが重宝しているのよ」と
私にも少しおすそ分けしてくれた雷おこしに驚きました。
私が今まで「雷おこし」として見ていたそれとは見た目も味も違ったからです。

味(フレーバー):キャラメルアーモンド味
見た目(ラッピング):キャンディー包装
見た目(形状):大玉キャンディーのような一口サイズ
ロゴ(英字表記名): THUNDER RICE CRACKER

常盤堂さんは雷門のすぐ横に店を構える創業200年以上の老舗です。
代々親族内承継をされている浅草のれん会を代表する企業でもあります。
新しい店舗も増える中、昭和感を感じる店先で雷おこしを売っています。
(浅草寺裏には、雷5656会館という立派なビルもあります)

商品開発を熱心に取り組んでいるんだなあと感心し、企業情報を調べていると
取り組みに関するインタビュー記事を見つけ、その背景を知ることができました。

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【社長のモットー】~ 伝統は改革である ~
『200年前と今では食生活がガラリと変わっているわけですから、
お菓子も変わらなければおかしいだろうと。変わらないことを大切にするという
より、その時代に合った雷おこしを作りたいと考えています。』
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私が驚いた「 THUNDER RICE CRACKER」以外にも 「生おこし」や「塩おこし」
など、定番商品と差別化した商品がヒットしています。
【目指すは、“なつかしいお菓子”からの脱却】
私自身が驚かされたように、目指すところに向かって果敢にチャレンジされています。

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【価値観】~ ギフトはデイリーから始まる ~
『自分が食べてみておいしいと思うから、大切な人にも食べてほしい。
ギフトはそういうものだと思っています。』
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ホントにその通りですよね。
私も同じ気持ちです!という想いを胸に先日も常盤堂さんへ買い物へ行きました。

店員さんに「たくさん種類がありますね、一番人気はどれですか」と尋ねると
「やはり定番の商品の詰め合わせですね」
「そうなんですね。私は THUNDER RICE CRACKERがお気に入りです。」と返すと
「こちらも大変人気です。特にキャラメルアーモンド味が人気ですよ。」

自分の推しが人気と確認して、気分良く商品を手に取りました。
老舗の味、伝統を守り、浅草で商いを続けることはさぞかし大変だと思います。
ギフトはデイリーからの想いで地元企業を私らしく応援し続けたいと思います。

【参考】PR Times STORY 株式会社常盤堂雷おこし本舗
https://prtimes.jp/story/detail/rVPEgvTeM0B/


編集後記


ずっと身近にあった企業について調べてみると、なかなか興味深い気づきが
ありましたし、もっと応援したい気持ちになりました。
まだまだ紹介したい老舗のお店がたくさんあります。

今回は手みやげに絞って「村井おすすめ浅草手みやげ」
・大正末期創業 亀十のどらやき
・昭和17年創業 パンのペリカンの食パン
・創業200年余り 常盤堂の THUNDER RICE CRACKER(キャラメルアーモンド味)

伝統的な良さは残しつつ、新しい文化も取り入れて進化し続けている浅草。
近くにお越しの際は、ぜひお寄りいただきお試しください。
夕涼みの頃合いに、ライトアップされた浅草寺もおすすめです!
(!)おすすめ手土産の3店舗とも閉店時間が早いのでご注意を

それでは、次回もお楽しみに!

村井 一美