シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

SHINKA Mail Magazine

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2023.6.7号 VOL.188
祝福のマインド

こんにちは。株式会社シンカの村井と申します。

梅雨入りの時期になりました。最近「低気圧不調」のお薬のCMを目にします。

気圧や気温、湿度など気象の大きな変化が原因で起こる体調不良を「気象病」
(「天気痛」とよばれることもある)というそうですが、
ヒトの耳の奥には内耳という『気圧の変化を感知するセンサー』があって、
そのセンサーが敏感になっていて、脳に過剰な情報が伝わり、
自律神経のバランスが崩れることで症状がでるらしいです。

その予防には、自律神経が乱れないよう休養を取り、早寝・早起き、
規則正しい食生活を心掛けること、耳のマッサージや、コーヒーを飲むのも
予防、改善効果があるようです。
朝食をしっかり食べる。朝食のお供に意識的にコーヒーをチョイスして、
梅雨の時期を乗り越えましょう。

それでは、『 真価と進化 2023.6.7号』、最後までお付き合いください。


祝福のマインド


この時期、学生スポーツでは3年生の引退を兼ねた夏の大会が行われています。
息子の高校(バスケ部)でも、夏のインターハイ出場をかけた大会が開始しました。

強豪校であり、部員数が70名を超える大所帯です。
公式戦前日の恒例儀式として、全員で円陣を組み勝利に向けて鼓舞し合います。
そして、ベンチ入りメンバーが発表されます。

先週末、二回戦を前に円陣の様子、メンバー発表の様子の【動画】が保護者に共有されました。
メンバー発表の様子が共有されたのは初めてでした。
顧問からリストを委ねられた3年のキャプテンが発表していました。
ベンチ入りできるのは18名です。(背番号4番から21番)


「'4番●●、5番●●、6番●●、7番●●・・・・
(ラスト18番目の前)少しだけ発表に間が空き、静けさに緊張感が走る)
21番、1年 ●●!!』

その瞬間、3年生から1年生まで総勢73名が一斉にウォーと雄たけびを挙げ、
その最後の1枠に入った1年生を取り囲み祝福している動画でした。

3年生にとっては最後の試合(負けたら引退)に、1年生がメンバー入り。
みんなで祝福する様子に胸が熱くなりました。
3年生も7名がベンチ外の厳しい現実ですが、そんな大事な試合に選ばれた
1年生はものすごい責任やプレッシャーを抱えることになります。

後輩の感情や状況に対して理解を示し、思いやりの行動を取る姿勢、
嫉妬や競争心を超えて、後輩の成果や喜びを共有すること、後輩の幸福や
成功を心から喜ぶ、そんな様子が私たちの胸を熱くさせました。

後輩が選ばれることは、周囲の人々にとっても刺激となるはずです。
自身のスキルや能力を向上させるために、努力し続けることを誓い、自ら
行動します。そんな循環が良い環境とその成果につながると信じます。

『祝福のマインド』は、人間関係や社会的なつながりを築く上で重要であり、
自分自身に対しても祝福のマインドを持つことは、自己肯定感や心の健康に
つながって、個人の成長と幸福においても非常に大事なことだと思いました。


編集後記


翌日行われた試合、後半に1年生がコートに入るや応援席の50名以上の
メンバーが彼の名前をコールし、異常な盛り上がりとなりました。
(相手校や観客は何事だと思っていたはずです。)

そして1年生らしい一生懸命なプレーで高校バスケ公式戦での初ゴールを決め、
みんなの期待にしっかり応えてくれました。もちろんチームも快勝!

3年生の先輩たちと一日も長く一緒にバスケを続けるために、チーム一丸となって
一勝、一勝、粘り強く勝ちを積み重ねてほしいです。

それでは、次回もお楽しみに!

村井 一美