シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

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2023.2.8号 VOL.172
フレイルって? 『 真価と進化 2023.2.8号 』

こんにちは。株式会社シンカの村井と申します。
受験シーズンが到来し、本人はじめご家族も目前に迫った試験日に、
無事に受験できるよう健康管理に気を遣う毎日を過ごされていると思います。
昨年の今ごろは、次男の高校受験でまさにその立場でした。
「合格」を願う前に「受験の日に無事に受験できますように」と願う日々
だったことを昨日のことのように思い出します。
あのどきどきから一年、本当に早かったなぁと実感するこの頃です。

それでは、『 真価と進化 2023.2.8号』、最後までお付き合いください。



フレイルって?


「フレイル」ってご存知ですか。

私は、たまたま目にした広報誌の記事を読んで初めて知った言葉でした。

フレイルとは年を重ね、体や心の働きが低下して、要介護状態に近づく
ことを言います。

海外の老年医学の分野で使用されている英語の「Frailty」が語源となって
おり、「Frailty」を日本語に訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」などを
意味します。

超高齢社会に突入している日本において、
健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)
を延ばすかを考え、実行することが個人にとっても社会にとっても重要です。

フレイルを予防することは、その先にある要介護状態を防ぐことにつながり、
健康寿命を延ばすことに繋がります。

家族や医療者が早く気付き対応することができれば、フレイルの状態から
健常に近い状態へ改善したり、要介護状態に至る可能性を減らせる可能性
があります。

<!>フレイル予防のキーワードは『社会参加』

運動、栄養に気を付けて生活をしていても、『社会とのつながり』が減って
しまうとフレイルはドミノ倒しのように進んでしまうそうです。
つながりを保つことがとても大事ということです。

■社会参加がもたらす効果
・外出することで、体を動かせる
・体を動かすことで、食事が進む
・交流することで、気持ちが明るくなる

『家の中でじっとしていたら感染予防はできても、要介護になってしまう』

日々、自分らの慌ただしい生活に追われ、高齢家族への目配り、心配りを
ちゃんとできていないことに猛省です。
こまめに連絡をとって、家族にとって必要な情報を正しく伝えたり、
外にでるきっかけをつくったり、一緒に出掛けたり・・・
家族としてできること、やるべきことを後悔しないように実行したいです。


【参考】東京都医師会
https://www.tokyo.med.or.jp/citizen/frailty

【参考】高齢者のフレイル予防事業 - 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/000625526.pdf



編集後記


最後に受験の話題に戻りますが、この時期の通勤時に目にする電車広告。
バランス栄養食の受験生応援広告をみると「いよいよだな・・・」と思い、
某予備校の受験生応援メッセージはなんとも心に染みるものがあります。

(受験日に限って雪だったり)今は寒い冬ですが、必ず春はやってきます。
今まで努力してきた成果をいかんなく発揮できることを願ってます。
春はすぐそこ、がんばれ受験生!

それでは、次回もお楽しみに。

村井 一美