2022.12.21号 VOL.167
いつもと違う休日を過ごしてみたら2 『 真価と進化 2022.12.21号 』
こんにちは。株式会社シンカの村井と申します。
明日12月22日は「冬至」です。一年で最も昼の時間が短くなる日です。
冬至の別名は「一陽来復(いちようらいふく)の日」。
冬が終わって春(新年)が来ること。
転じて、悪い事が続いたあと、ようやく好運に向かうことを意味するそうです。
明日は栄養価の高い「かぼちゃ」を食べて、「ゆず湯」にゆっくり入って、
風邪予防を心掛けたいと思います。
それでは、『 真価と進化 2022.12.21号』、最後までお付き合いください。
いつもと違う休日を過ごしてみたら2
今年8月のメルマガ「いつもと違う休日を過ごしてみたら・・・」で
初めて美術館で美術鑑賞をした時のことを記しました。
このトライが一度きりにならないようにと決めたNEXTアクション、
「東京美術館で開催される 『展覧会 岡本太郎』へ行く」を実行しました!
岡本太郎 氏 (1911ー1996)
「芸術は爆発だ!」などの流行語とともに、晩年までメディアに登場し、
その作品をみたら素人の私でも「岡本太郎の作品だ」とわかる奇抜な配色や
形の絵画やオブジェが特徴です。大阪万博のシンボルとなった「太陽の塔」
はとても有名です。
今回は私の師匠が芸大の修士論文に追われて、付き添ってくれないので、
一人で美術館に行ってみることにしました。
二度目の美術館、そして独りぼっちでちょっと緊張して入場したんですが、
入口で「音声ガイド」レンタルの看板を発見し、こちらも試してみようと、
俳優の阿部サダヲさんのナビゲートで鑑賞することにしました。
『美術館に行ってアートに触れる』第二弾では、
・対立するふたつの要素を画面に共存させるという”対極主義″という思考
を学び、その思考を元に描かれた本物の作品を見ることができた。
・太陽の塔の内部が、想像を遥かに超える不思議空間だったことを初めて
知った。
・対極主義を具体化した油彩画『森の掟』に、なぜか心惹かれた。
・庭に猛獣をうろうろさせたいと思い作ったという『犬の植木鉢』。
全然「猛獣」には見えない顔かたちがやけに愛らしく心惹かれた。
「自分かどう感じるか」っていう個人の感性を自由に楽しめた時間でした。
一生勉強一生青春活動の一環、『美術館に行ってアートに触れる』は、
今後も続けていけそうです。
参考:
美術館・博物館などで、展示品の見どころや、より深い鑑賞のために知って
おきたい事柄・時代背景などを、分かりやすくまとめた音声ガイドアプリ
『聴く美術』
https://www.acoustiguide.co.jp/kiku-art/
(!)岡本太郎展のサンプルボイスも聴くことができます。
編集後記
初めての「音声ガイド」を経験して、今までスルーしていたコマーシャルが
やけに目に留まるようになりました。
それは、Amazonの「聴く読書」?オーディブル・オーディオブックです。
音声ガイドを使って鑑賞中、聴覚と視覚を使って集中できて、心地よく
思考が活性化されている感じがしたんですよ。
Audible(オーディブル)を使ったらあの感覚に近い状態なのかな。
ちょっと試してみたいな一と好奇心が沸いています。
それでは、次回もお楽しみに!
村井 一美