2022.12.7号　VOL.165
未知との遭遇　『 真価と進化 2022.12.7号 』

こんにちは。株式会社シンカの分部と申します。

FIFAワールドカップ、日本中が熱狂しましたね！
惜しくも、ベスト8進出の夢は叶いませんでしたが、
強豪ドイツ・スペインに勝利し、前回大会準優勝国のクロアチアと互角の戦いをし、
本当に胸が熱くなる試合ばかりでした。
監督や選手たちの表情、言葉、そして行動のすべてから、
勝利に向かう想い・覚悟の強さを画面越しでも感じられ、大変胸をうたれました。
普段はサッカーをみておらず、ただのミーハーだったのですが、すっかりファンになりました。
おかげさまで、寝不足の中、執筆をしております。笑

それでは、『 真価と進化 2022.12.7号』、最後までお付き合いください。

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未知との遭遇


「未知との遭遇」と聞いて、みなさんはどう感じますか？
（期待した方がいらっしゃったらすみませんが、宇宙人ネタではありません！）

日々仕事をしている中で、どんなに些細なことであっても、
いままで経験したことのない出来事や情報に触れたりする機会はたくさんあると思います。
モノを作っても売れない時代に、企業が社会から求められることが大きくかわっており、
事業構造の見直し、IT化の推進により、「人」の仕事が変わりつつあります。

先日、事務職として仕事をしている知り合いから、
「会社のIT導入が進み、事務の仕事が減ったため、
営業の役割も担うことになって悩んでいる」と相談されました。

このように、自身の役割やミッションが想像していた以上に大きくかわる、
という経験したことのない変化の機会も増えてきているのではないでしょうか。


私自身、元来の性格は、「安定」「安心」「堅実」
大きな失敗もなければ大きな成功もない、野心もない、平々凡々な人柄

・・・でも、そんな自分でも、少しでも周りの人たちの力になれたら嬉しい
そのためには、できないことをできるようになるしかない
だから、周りから求められることは、期待にこたえたい、期待を裏切りたくない
だから、必死に、一生懸命に、自分にできることをやり切ってみる
という人生を歩んできています。

根本では安心安全な環境を望んでいますので、新しい壁・課題に直面すると、
まずはもれなくフリーズします。笑
そして「どうしよう・・・」とネガティブな感情が勝ります。
でも、自分が期待してもらえてるなんて感謝しかない、少しでも役に立ちたい、
という気持ちだけで、いただいた機会はできるだけ断らずにきました。

一足飛びには変わらないので、本当に一歩ずつ、
しかも頑固な一面もあるので、亀のようなスピードです。

それでも気が付いたら、この約20年で、受託事務仕事が得意な自分を自覚しながらも、
企画書を書いたり、営業をしたり、営業マネジメントをするようになったり、
社内の組織改革に携わったり、部下に厳しい通知をする立場を経験したり、
新規事業を考えるアタマをつかったり、実際に活動したり、
その延長で、自分で週末農業学校通うようになったり、資格取得の勉強を始めたり。
20代の頃には想像もしていなかった、いまの自分がいます。

書いていて、こんなに自分でも他力本願的な性格をどうかと思うのですが、
周囲の魅力的な方々からたくさんの刺激をいただいて、
それを意識的にポジティブに受け止め、行動するようにしてみたら、
自然と、自分の視野が広がり、人とのつながりも広がり、
それとあわせて、大事にしたいこと、判断するときの軸やモノサシが、
ほんの少しずつ定まってきている感覚に、ようやくなってきているなと感じています。

ただ一つ、昔から変わらない価値観としては、
「選択に迷ったら、自分にとって過酷な道を選ぶ」ということです。笑
自分の甘さや弱さから逃げられない環境を強制的に選ぶようにしてきてます。
そのおかげで、刺激的な方たちに囲まれて、社会人生活を送れているので、
過去の自分に感謝ですし、本当に周りの方々に恵まれていると感じています。

自分の性格は変わらないと受け止めつつ、
そんな自分と向き合いながら、変化を楽しみ、成長を楽しむ。
これからも「未知との遭遇」に感謝をし、自身の経験にしていきたいなと思います。