2022.11.16号 VOL.162
想いは伝わるか 『 真価と進化 2022.11.16号 』
こんにちは。株式会社シンカの村井と申します。
今日は、地元浅草の十一月の年中行事である「酉の市」の二の酉です。
新年の開運招福・商売繁盛を願うお祭りとして江戸時代から続く年中行事。
運を「かっ込む」、福を「はき込む」、そんな洒落の利いた縁起物の熊手を
求めて賑わいます。
酉の市が終わると、気づけばお正月。年末を実感する浅草の年中行事です。
それでは、『 真価と進化 2022.11.16号』、最後までお付き合いください。
想いは伝わるか
公的に成功するということは、正確にいうと誰かに勝つということではない。
他者と一緒に最高の結果を得るということだ。
※『7つの習慣』の著者であるスティーブン・R・コヴィー博士のことばより
私は息子たちに伝えたいメッセージをトイレにインテリアっぽくディスプレイ
しています。このメッセージは今年の4月にディスプレイを開始しました。
ちょうど次男がスポーツの強豪校へ入学したタイミングです。
チームスポーツに取り組む保護者なら、子供がレギュラーとして活躍して
くれることはとても嬉しいことです。
小、中学校までは仲間より少しだけ上回っていたスキルやパワーも
高見を目指してそれなりの環境に進めば、自分よりも勝る仲間の存在を
目の当たりにします。
チームの中心として当たり前のように試合に出ていた自分が、メンバー入り
することもままならない現実におそらくぶち当たります。
その時どうするんだろう。
その時、どんな風に考えて、行動してほしいか。
親として、どう声をかけてあげたらよいのか。
自分の思うように事が進まなかった時、それを周囲のせいにしたり、
周囲の失敗や不幸にほっとするような人にはなってほしくない。
『自分のやるべきことに意識を集中させて健全な競争に挑んで』
『チームのためにできることはなにか?を考え、自分自身と向き合って』
その想いを込めたメッセージでした。
11月は様々なスポーツで新人戦の季節です。新チーム初めての公式戦です。
部員五十五名、ユニフォームをもらえるメンバーは十八名だけです。
一年生でメンバー入りしたのはわずか四名。その四名には入れませんでした。
これが現実です。
ここから自分たちがメインの代になるまでの間、どう取組むか、
自分のやるべきことに集中して、仲間と切磋琢磨して『良い競争』に
挑んでこい!とトイレのディスプレイを目にするたびにエールの念を送り、
朝練へと送り出しています。
編集後記
「お兄がInstagramのストーリーにトイレの言葉挙げてるよ!」
数日前に次男から聴いて、大学部活の公式インスタを見てみたら、
『毎日トイレで目にする言葉がある・・・』と私のトイレメッセージの
一つを取り上げて、大学最後の公式戦に挑む想いを綴ってました(笑)
※今回紹介したメッセージとは別のメッセージ
母の想いはトイレディスプレイから、これからも発信していこうと思います。
それでは、次回もお楽しみに!
村井 一美