2022.1.26号 VOL.122
キャッシュレス生活の悩み
皆さんは普段買い物するとき、現金を使いますか。
それとも、クレジットカードや電子マネーを使いますか。
私は2年前にスマホを買い替えてから、楽天Edyや、
モバイルSuicaのようなスマホ決済を利用し始めました。
今回は私がキャッシュレス生活で感じた悩みをお話しします。
それでは、『 真価と進化 2022.01.26号』、最後までお付き合いください。
キャッシュレス生活の悩み
先日、ゆうちょ銀行が硬貨の取り扱いに関する手数料を新設しました。
これからは硬貨を51枚以上取り扱うときに手数料がかかるそうです。
手数料を導入する直前、各地の郵便局に大量の硬貨を抱えた人が訪れ、
駆け込み貯金が相次いだことで、故障したATMもあったそうです。
私の知人も長年貯め込んだ500円玉を持っていき、
300枚近い硬貨を複数回に分けて入金したそうです。
もともと、硬貨はお札よりも取り扱いにコストがかかります。
入金された硬貨は専用の機械で集計しますが、古くて変形した硬貨や、
海外の硬貨、メダルゲームのコインも混ざるせいで、手間取るそうです。
また、コスト削減に加え、キャッシュレス推進の狙いもあるそうです。
経済産業省の資料によると、日本のキャッシュレス決済比率は約30%で、
世界水準の40-60%と比べても遅れており、政府は普及を進めています。
まずは、大阪・関西万博が開催される2025年までに、
キャッシュレス決済比率4割を日本は目指しています。
私自身、約2年間キャッシュレス生活をしてみましたが、
実際に使ってみると、支払いは早いし、支払い履歴が残り、
レシートを保管しなくても、家計簿をつけやすく便利です。
利用範囲もますます広がっていき、これまで現金のみだった、
交通違反の反則金やパスポートの手数料までもキャッシュレスで
納付できるよう政府が検討しており、さらに普及が進みそうです。
ただ、推進の結果、サービスの種類が多くなり、たまに困ります。
例えば、スマホ決済で楽天Edyを利用したいと店員に伝えるとき、
Edyと言ったつもりが、比較的利用者の多いiDに聞き間違えられ、
エラーを起こして恥ずかしい思いをしたことが何度もあります。
決済前に口を大きく開けたり、入店前に発声練習をしたりして、
滑舌を意識した時期もありましたが、途中から面倒になってしまい、
最近は血眼になってセルフレジを見つけ、黙って利用しています。
2000年代初頭にブームとなった地域通貨も最近また注目されてます。
これ以上種類が増えるなら、全国的に加盟店の多い決済サービスは、
クレジットカードのように細かく名称を言わずに使いたいものです。
いや、私の場合、単に滑舌を鍛えたらいいだけかもしれません。
参考
経済産業省「中間整理を踏まえ、令和3年度検討会で議論いただきたい点」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/cashless_payment/pdf/2021_001_04_00.pdf
編集後記
キャッシュレスを利用し気になったのが、決済時の音声です。
EdyやSuicaはシンプルですが、イオンで使える電子マネー
WAONは決済時にわおーん!と元気な犬の鳴き声がします。
最近使っているQUICPayは決済時にクイックペイ!と言うので、
今でこそ慣れましたが、最初は私には可愛すぎて気恥ずかしかったです。
いっそのこと無音にするか、流行りの声優の音声に変えてくれたら、
さらにキャッシュレスが進みそうな気がするのは私だけでしょうか。
それでは、次回もお楽しみに!