シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

SHINKA Mail Magazine

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2021.7.28号 VOL.98
BBQのできる男になりなさい

こんにちは。株式会社シンカの横田と申します。

外出時に汗拭きシートが手放せなくなると、夏の訪れを感じます。
去年からはマスクが蒸れてびしょぬれになるので、替えを持ち歩くようになりました。

コロナ禍での2度目の東京の夏は緊急事態宣言下ではありますが
東京オリンピックの開会にもあてられ、去年よりアクティブに過ごしたい方も多いのではないでしょうか。
ニュースではソーシャルディスタンスを配慮した夏のレジャーとして、
アウトドアキャンプが脚光を浴びていると聞いております。

かくいう私も先日、社内のイベントでBBQに参加しました。
本日はその際に社長からお聞きした、含蓄あるお言葉をご紹介します。

それでは、『 真価と進化 2021.07.28号』、最後までお付き合いください。



BBQのできる男になりなさい

弊社が埼玉県飯能市に構える「Alive」では先月蛍の鑑賞会を行いました。
近くを流れる清流・名栗川は透明度が高く、例年6月末が蛍の鑑賞に最適だとのことで、
私は一眼レフカメラを携え撮影を試みました。
残念ながら準備不足で写真には納められなかったものの、肉眼にしかと蛍光をやきつけ
ホクホク顔でAliveに戻り、夕食のBBQの準備にとりかかりました。

社長から火おこしを任じられたため、遠い少年時代の記憶を頼りに準備を始めましたが、
木炭のストックが切れており、使ったことのない薪と竹炭に戸惑いを隠せませんでした。
幸い着火剤はあったので、火種を大事に守りながら薪と竹炭をくみ上げ、
無事に炭火を着火することに成功いたしました。

流れで食材の焼きも担当することになり、コンロとは勝手の違う火加減に悪戦苦闘しながら
「おいしい美味しい」と言ってもらえる焼き加減にすることができました。

火の熱さとなれないことをした緊張とで滝汗をかいていると、社長や上司から
「BBQのできる男になりなさい」という言葉をいただきました。

アウトドア流行の昨今だからBBQが仕切れる男性は女性にモテる、などという
一過性のものではなく、仕事の要素が詰まっているというのです。

前日までのイベントの集客や場所取りに始まり、当日の準備の段取りや
火おこしに至るまで、滞って盛り下がることのないような手際のよい運営が求められます。
また焼き物の加減と飲み物の減り具合に気を配りながら盛り上げる会話も忘れないという、
コミュニケーションスキルも求められます。
そして社長曰く、率先して仕事を掴みに行く主体性が現れるというのです。
周囲の状況を観察して自分の役割を探し、声を掛け合いながら協力してゴールを目指す。
まさに仕事そのものではないでしょうか。

火おこしでアップアップになっていた自分はやはりまだまだだと反省しながらも
今度からはもっと手際よく、楽しくできるようになるはずだと
次の機会が楽しみになりました。


編集後記


翌日は東京で仕事があったので、朝5時に起きて飯能をたちました。
寝不足で仕事に支障が出るかと思っていましたが、
久々の自然を感じたためか、やけに心身の調子が良く、
その週はいつもより楽しく過ごすことができました。

今後もAliveでのイベントは定期的な開催を予定しておりますので、
皆様も自然を感じに、BBQをしに行ってみてはいかがでしょうか。

それでは、次回もお楽しみに!

横田 悟