2021.7.14号 VOL.96
「主体性」を発揮するために
こんにちは。株式会社シンカの分部と申します。
東京では4回目の緊急事態宣言が発令され、
依然として落ち着かない日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
また、土砂災害等により被災された方もいらっしゃるかと存じます。
謹んでお見舞い申し上げますと共に、
皆様の安全と、一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
このようなときに、少しでも自分にできることを考え行動していけたらと思います。
それでは、『 真価と進化 2021.07.14号』、最後までお付き合いください。
「主体性」を発揮するために
コロナ禍により生活スタイルが大きく変わったこの約2年。
そして、Alive@飯能にて、多くの方々と時間を共にする中で、
地元の美味しい食材を堪能しながら焚火を囲んで語り合う機会が多くあります。
その結果、弊社の取り組みに対して共感してくださる方が増えたことに比例して、
自身の体積も増加傾向が止まらない事態に陥っています。
長年、中学・高校で培ってきた陸上部時代の基礎体力に頼りっぱなしでしたが、
さすがに貯金が尽き果てたことを自覚し、ようやく重い腰をあげて、
先月から近所のスポーツジムに通うようになりました。
定期的にスポーツジムに通うのは初めてなので、
どのようなトレーニングにすべきか、何をしたらいいのかは全くの無知だったのですが、
元々、人にアドバイスを求めるのが得意ではなく、
自分で考えて自分で好きなようにやりたい性格ということもあり、
誰にも相談することなく、黙々と一人孤独に自分の身体と向き合っています。
・一週目:ひたすらランニングマシンで有酸素運動をするも効果なし
・二週目:筋トレ(30分程度)→有酸素運動(20分以上)がいいということを
ネットで知り、生まれて初めて筋トレマシンに挑戦
(使い方が分からないもののマシンに貼ってある絵をみながら試してみて
筋肉に効いてるかどうかを自分で感じて判断する)
・三週目:いろいろなマシンを試してみる
・四週目:ようやく慣れてきてマシンごとのベストな荷重ややり方が分かってくる
そして身体にも変化が現れ始める
最初からスタッフの方に相談していれば、こんな回り道をしなくてもすんだと思うものの、
自分自身で思考錯誤したプロセスがあったからこその学びがあり、
結果がでたときの達成感につながり、自信にもなり、
そしてもっとやりたいという意欲につながるものなんだなと身をもって実感しています。
また、筋トレのセット数や、消費カロリー、荷重、スピード等、さまざまな指標がある中で、
あと少しで届きそうと思える数値に対して、乗り越えたい欲求、達成への執念が生まれる性格なのだ、
ということにも改めて気づかされました。
陸上部時代に苦しかったときのマインドを今更ながら思い出しました。笑
そしてこれが、私自身が「主体性」を発揮して、
成果に対してまっすぐ向かっている瞬間なのだと気づかされました。
なぜこれが仕事で発揮するのは難しく、ジムではできるのか。
それは、ジムにおいては影響範囲が自分しかないからなのではと思います。
失敗しても誰にも迷惑をかけないので自己責任のもとで自由に挑戦ができます。
いま、予測不能なVUCAの時代に、
どの会社でも「主体性」という言葉はキーワードになっているのではと思います。
社員一人ひとりが主体性を発揮するためには、
自由に挑戦できる権限委譲と、
失敗を許容できる風土づくりが重要なのだと思います。
編集後記
私個人の話をつらつらと書かせていただきましたが、
「主体性」を発揮する場面や環境は、人それぞれ異なると思います。
個人が自分の性格を客観的に理解し、それを言語化し、
会社や周囲にアウトプットして周りからの理解を得ることで、
その環境を作っていけるものと思います。
会社と個人のお互いの歩み寄りとすり合わせが大事なのだと思います。
個人も会社に依存せずに努力しなければいけませんね。
それでは、次回もお楽しみに!
分部 理恵