2021.4.21号 VOL.85
察しの悪い僕の生きる道
先日、上司と今年度の目標を立てました。
そのとき、この1年間を振り返ったのですが、
私は特にコミュニケーションに苦労しました。
皆さんは昨年度を振り返ると、いかがでしょうか。
今回は私が苦手な「察する力」に関するお話です。
それでは、『真価と進化 2021.4.21号』最後までお付き合いください。
察しの悪い僕の生きる道
「正しさとは 愚かさとは それが何か見せつけてやる」
昨年、社会への怒りをぶつける歌詞が共感を呼び、
Adoの「うっせぇわ」が大ヒットしました。
私も社会人4年目を迎え、今でこそ慣れましたが、
新人の頃は社会の見えないルールに困惑しました。
元々日本人は曖昧な表現を好む傾向が高いそうです。
「以心伝心」「阿吽の呼吸」「男は黙ってサッポロビール」
お互いが意図を察することで、初めて成立する文化です。
正直に言いますと、私は察することが苦手です。
しかし、かつて流行したKY(空気読めない)のように、
察する力を身につけないと結果的に孤立し苦労します。
私にとって、この問題は一朝一夕では解決できないので、
コミュニケーションの際はなるべく言語化するようにしてます。
例えば、上司から「これ、早めにやっといて」と頼まれたとき、
具体的な期限を確認することで、トラブルを回避してます。
社内はもちろん、社外の人と話すときにも意識しています。
テレワークが主流となり、メールでのやり取りが多くなるため、
細かく言葉で確認し、ミスコミュニケーションを防いでいます。
そのうえで、より良い関係を築けるようになるのが目標です。
リクルートマネジメントソリューションズの調査結果によると、
対面よりもオンラインの方が商品やサービスを紹介しやすく、
一方で顧客との関係構築にやりづらさを感じやすいそうです。
言語化を心がけることで、仕事のミスは減りましたが、
社内や社外の人たちとより良い関係を築くためには、
やはり察する力もコツコツと鍛える必要がありそうです。
▼参考
コミュニケーションの格差を生み出すテレワーク下の「物理的距離」と「心理的距離」
https://www.recruit-ms.co.jp/issue/column/0000000953//
編集後記
私は親睦を深めたいときに、よく一緒にご飯を食べます。
しかし、コロナの影響もあり、会食などは難しくなりました。
「同じ釜の飯を食う」も死語のようで寂しく感じますが、
ニューノーマルな関係構築の方法を試行錯誤してみます。
それでは、次回もお楽しみに!