シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

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2021.3.17号 VOL.80
100万人に1人の人材になるためには? 

こんにちは。株式会社シンカの武田と申します。

先日、東京での桜の開花が発表されたようで、昨年に並んで観測史上
最も早い開花だそうです。今年も大人数でのお花見は難しそうな状況ですが、
通勤中に見かける桜を見て春を感じたいと思います。

この時期は新しいことにチャレンジしたくなる方が多いようです。
本日は、新しい自分を見つけるきっかけになるかもしれないお話をご紹介します。

それでは、『真価と進化 2021.3.17号』最後までお付き合いください。



100万人に1人の人材になるためには?


4月まであと2週間となり、新生活が始まる季節となりましたね。
私の身近なところでも、姪っ子が卒園式を迎えたり、従弟から、
大学進学で上京すると連絡があったりと、新生活を感じる機会がありました。

1年前の今を振り返ると、第一回目の緊急事態宣言が発令され、
新しい生活様式へ変化せざる得ない状況となりました。

この1年で、これまで当たり前だったことが、当たり前でなくなったり、
テレワークの導入により、場所を問わず働ける状況になった方が多く、
このコロナをきっかけに、自分の人生を今後どうしたいのかを
考える人が増えたのではないでしょうか。

私自身も、変化の大きなこの時代を生き残っていくためには、
もっと活躍できる人材になる必要がある、と改めて感じる1年となりました。

活躍できる人材になるためにはどうしたらよいのだろうか、と考えていた時に、
ふと手に取った本に「100万人に1人の人材になるとよい」と書かれていました。

「貴重な人材になるためには、100万人に1人の人材になるとよい。好きなことや、
得意なことを3つ掛け合わせればよい。1つの好きなことや得意なことで
100人の中の1番になる、それを3つ掛け合わせれば100万人分の1人になれる」

とのことでした。調べてみると様々な方がおっしゃっているようでしたので、
既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私は今回初めて知りました。

その一文を読み、100人の中の1番は、私にはまだ遠い感じがしたのですが、
「クラスの中で1番●●に詳しい人」であれば、頑張ったら、もしかしたら、
なれるかもしれない、とイメージができたのです。
小学校のクラスなら30名程度。それを3つ見つける。
30×30×30で27,000分の1になることができます。27,000人に1人の人材でも、
十分、貴重な人材になれるかもしれない。

活躍できる人材と貴重な人材は少し意味合いが異なりますが、
貴重な人材となり、自分が得意とする分野を知ることで、
活躍できる人材に近づけるのではと感じました。

貴重な人材になるための一歩として、自分が好きなことや得意なことを理解すること。
そして、それを「クラスで1番!」と自信を持って、
言えるくらい突き詰めることから、まずは始めていきたいと思います。

今は、まだ、得意なことに気が付けていなくても、一生懸命に働いていたら、
振り返ると得意になっていた、といったことも、たくさんあるのではないかと考えています。
目の前の仕事にも、更に一生懸命に取り組みながら、
好きなことや得意なことにもアンテナを張って新しい自分を見つけたいと思います。

みなさんも、ご自身の3つの掛け合わせを考えてみても面白いかもしれません。
新年度が始まるこの時期に、新しい自分に出会えるかもしれませんね。


編集後記


先日、知り合いがこのようなことを言っていました。
「今働いている会社が、コロナの影響もあり、今後、副業解禁になるかもしれない。
とはいえ、今の会社でしか働いたことのない自分は、副業といっても、
何ができるのか全くわからない。だからといって何もしなければ、
周りとの差が広がってしまうから、まずは視野を広げる為に、
興味のある分野のボランティア活動を始めたんだ」と。

やはり、自分自身の視野や価値を高めようとする動きは始まっているようです。
遠い未来から近い未来を考え、今出来る努力をしていきたいと思います。

それでは、次回もお楽しみに!

武田 圭