シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

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2021.1.27号 VOL.73
テレワークストレス解消法

緊急事態宣言が発令され、早くも2週間が経ちました。
二度目の宣言を受け、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

街の様子を見ると、あまり変化がないように感じます。
すでに、テレワーク中心の企業も多くなったからでしょうか。

弊社は緊急事態宣言を受け、原則テレワークとなりました。
私は宣言前まで毎日出社していたため、テレワークに抵抗があります。
今回は、テレワーク初心者の私が学んだことをお話しします。

それでは、『真価と進化 2021.01.27号』最後までお付き合いください。



テレワークストレス解消法


前回、緊急事態宣言を受け数か月テレワークしたときの私の反省は、
ストレス解消が不十分で、少しずつ疲れが溜まってしまったことです。

リクルートキャリアの調査によると、テレワーク経験者のうち、
59.6%が出社していたときにはなかったストレスを感じています。

そのうち、67.7%のストレスはいまだに解消されておらず、
テレワークによるストレスは長期化しているのが現状です。

主なストレス解消法といえば、生活リズムを守るでしょうか。
私も毎日仕事着に着替え、通勤するときと同じ時間に散歩をしました。
他に何かできないか探してみたところ、ある方法にたどり着きました。

それは、仕事中の雑談です。

前述のとおりテレワークのストレスを解消できていない67.7%のうち、
雑談がある場合は63.2%に対し、ない場合は77.3%と14.1pt差があります。

確かに、仕事中の雑談のおかげで困ったときに相談しやすいと感じます。
しかし、テレワークは相手の顔や状況が見えにくく、雑談しづらいです。

パーソル総合研究所の調査によると、新卒入社1~3年目の社員が感じる
在宅勤務の課題は、同期や先輩とのコミュニケーションの取りづらさです。

私も仕事中のコミュニケーションに苦手意識がありますが、思い切って
今回の緊急事態宣言前に、同僚にテレワーク中の雑談をお願いしました。

その結果、集中が途切れることも減り、高いパフォーマンスに繋がりました。
社内ならば、自信がなくても自分の考えを自由に話しやすく感じます。
これを心理的安全性といい、高めるとチームの生産性が向上するそうです。

これから、緊急事態宣言が解除し出社するようになっても、
テレワークのときと同様、積極的に雑談してみようと思います。


▼参考
リクルートキャリア「新型コロナウイルス禍における働く個人の意識調査」
https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2021/210122-02/

パーソル総合研究所「新卒入社者のオンボーディング実態調査(コロナ禍影響編)」
https://rc.persol-group.co.jp/research/activity/data/new-graduate_onboarding.html


編集後記


個人的に他に効果のあったストレス解消法は料理です。

外出自粛ムードで買い物に行きづらいこともあり、
仕方なく冷蔵庫の残り物を組み合わせて作ったとき、
予想より美味しく作れるとその日一日がとても幸せです。

これからもうまくストレスと付き合っていきます。
いつか皆さんのストレス解消法も聞かせてください!

それでは、次回もお楽しみに!