シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

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2020.12.23号 VOL.70
ニュータイプ 『 真価と進化 2020.12.23号 』

こんにちは。株式会社シンカの松本と申します。

毎週配信させていただいております
弊社のメルマガも本号で今年最後になります。

皆様にとりまして、2020年はどんな年になりましたでしょうか?

今年は、現在もなお感染者数が増えている
新型コロナウイルス感染症の影響が大きかったのではないと思っております。

それにより、「新しい生活様式」をはじめ、
多くの「新しい○○」が生まれた年でもあったのではないでしょうか。

そこで、今回は「新しい○○」に関連し、
1年ほど前に購入した一冊の本をご紹介させていただければ思います。

著作家、パブリックスピーカーで、
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』の著者としても知られる山口周さんの
『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』という本です。

それでは、『 真価と進化 2020.12.23号』、最後までお付き合いください。



ニュータイプ


本書の中で山口さんは、社会構造の変化やテクノロジーの進化が著しい近年、
企業や個人に求められるものは、新しい考え方や成功モデルであるという考えのもと、
新時代を生き抜く24の思考と行動様式について下記を述べています。

■ニュータイプの創造-問題解決から課題設定へ
1、問題を解くより「発見」して提案する
2、革新的な解決策よりも優れた「課題」
3、未来は予測せずに「構想」する

■ニュータイプの競争戦略-「役に立つ」から「意味がある」へ
4、能力は「意味」によって大きく変わる
5、「作りたいもの」が貫通力を持つ
6、市場で「意味のポジション」をとる
7、共感できる「WHAT」と「WHY」を語る

■ニュータイプの思考法-論理偏重から論理+直観の最適ミックスへ
8、「直観」が意思決定の質を上げる
9、「偶然性」を戦略的に取り入れる
10、ルールよりも自分の論理観に従う
11、複数のモノサシを同時にバランスさせる

■ニュータイプのワークスタイル-ローモビリティからハイモビリティへ
12、複数の組織と横断的に関わる
13、自分の価値が高まるレイヤーで努力する
14、内発的動機付とフィットする「場」に身を置く
15、専門家と門外漢の意見を区別せずフラットに扱う

■ニュータイプのキャリア戦略-予定調和から偶有性へ
16、大量に試して、うまくいったものを残す
17、人生の豊かさは「逃げる」ことの巧拙に左右される
18、シェアしギブする人は最終的な利得が大きくなる

■ニュータイプの学習力-ストック型学習からフロー型学習へ
19、常識を相対比して良質な「問い」を生む
20、「他者」を自分を変えるきっかけにする
21、苦労して身につけたパターン認識を書き換える

■ニュータイプの組織マネジメント-権力型マネジメントから対話型マネジメント
22、「モビリティ」を高めて劣化した組織を淘汰する
23、権威ではなく、「問題意識」で行動する
24、システムに耽落せず脚本をしたたかに書き換える


この24の思考と行動様式について、私自身共感できる部分とそうでない部分がありました。

これからの時代を生き抜く新しい価値観をもった人材を「ニュータイプ」とするならば、
まさに今のような先行き不透明な時代においてこそ、その違いが顕著になるのではないでしょうか。

未来はどうなるのかと予測する「オールドタイプ」か、
予測が外れることを前提として、
危機に合わせて未来をどうしたいか構想する「ニュータイプ」か。

それぞれのタイプに自分なりの理由をつけられたり、自分なりの考えを組み合わせたときに、
本当の自分だけのタイプが作られるのかもしれません。

皆様の今年の振り返りや来年の抱負を考えるきっかけになれば幸いです。


編集後記


今年の年末年始は、実家への帰省を予定していましたが、なかなか難しそうです。

今回の新型コロナウイルス感染症により変化や制限がある中で、
多くの人が、自ら問題を見つけたり、やり方を工夫したり、また遊び心を盛り込んだりする
場面やニュースを多々見てきました。

その時点で、これまでと比べたときに、我々はすでにニュータイプなのかもしれません。

それでは、皆様よいお年をお迎えください。

松本 来杏