シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

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2020.10.14号 VOL.60
「その仕事って、やる意味あるんですか?」


こんにちは。株式会社シンカの城と申します。

新卒採用における10月のイベントと言えば、内定式があります。
学情が2021年3月卒業予定の学生に実施したアンケートによると、
オンラインで内定式に参加した学生は過半数を占める56.6%でした。

▼学情「2021年卒学生の就職意識調査(内定式)」2020年10月
https://service.gakujo.ne.jp/data/survey/questionnaire202010-5

一方、実際に内定先の企業に訪問し内定式に参加した学生からは、
「今まで一度も会ったことがなかったので、他の内定者に会えて嬉しかった」
という声もあり、学生は対面で話せる機会を求めているように感じました。

気が付くと、私が初めて同期と話した18卒内定式から3年が経過しました。
入社当初はミスも多く迷惑ばかりかけていましたが、徐々に仕事のコツを掴み、
3年目からは自己利益より顧客満足を意識した言動が自然と増えた気がします。

今回は充実した社会人生活の矢先、後輩から言われギクッとした話です。

それでは、『 真価と進化 2020.10.14号』、最後までお付き合いください。



「その仕事って、やる意味あるんですか?」


「その仕事って、やる意味あるんですか?」
不意に後輩が放ったその言葉に、私は衝撃を受けました。

今年弊社に入社した新人はとても優秀で、仕事に対しても真面目です。
業務が被り、私は社会人として初めて後輩指導をすることになりました。

そしてある日、後輩に仕事を依頼したところ、必要性を問われ驚きました。
なぜなら、依頼業務は顧客満足に繋がるので、やって当然だと思ったからです。

確認したところ、特に自分の意見や主張もなかったため、
「いいから言われたことを黙ってやれ!」と言いそうになりましたが、
私自身、意味付けが甘い自覚もあったので、ぐっとこらえました。

その夜、私はノートに後輩とのやり取りを書き起こしました。
すると、顧客が満足する根拠や、その仕事で成し遂げたい目的など、
説明が足らず、理不尽な依頼をしていたことに気付き、反省しました。

「なぜ最近の若者は突然辞めるのか」の著者、平賀 充記によると、
昔は、仕事は理不尽なものという教えも新人に通用していましたが、
今は、意味付けを大事にし、できない上司は無能の烙印を押されます。

私自身、これも成長の機会だと捉え、指導の改善に努めました。
後輩とのやり取りを夜に思い返し、至らない点は後日訂正しました。

それから、後輩との仕事も日を追うごとにスムーズにいくようになり、
私自身指導を通じ、目的の重要性を再認識し、より視座が高くなりました。

年次を重ね、責任のある仕事も増える中、後輩指導は大変ですが、
だからこそ、指導者側も意味付けをし、前向きに取り組みたいものです。

編集後記


後輩指導に悩んでいたとき、自分を指導した先輩に話を聞きました。
するとなんと、当時の私も「やる意味あります?」と尋ねていたそうです。

人の振り見て我が振り直せとは、まさにこのことだと感じました。
まだまだ長い社会人生活、気を引き締めて、日々成長していきたいです。

それでは、次号もお楽しみに!
城 侑作