2020.06.10号 VOL.42
新橋での新しい光景
こんにちは。株式会社シンカの武田と申します。
新型コロナウイルス感染症の影響により、生活の仕方が一変し、
様々な面での我慢を強いられている中かと存じます。
緊急事態宣言が解除された中でも、油断できない状況が続いておりますが、
今回は、そんな生活の中での気付きを少し、ご紹介させて頂きます。
それでは、『 真価と進化 2020.06.10号』、最後までお付き合いください。
新橋での新しい光景
先日の緊急事態宣言解除を受け、弊社独自基準の「レベル3 在宅原則」から
緩和をされましたので、久しぶりに新橋のオフィスに出社をしました。
1ヶ月半ぶりに歩いた新橋の街は、緊急事態宣言前とは異なる光景が広がっていました。
新橋は、サラリーマンの街、ということで沢山の居酒屋さんがあります。
出勤中にも、いくつかの居酒屋さんの前を通るのですが、朝早くから、
店先でお昼のお弁当を販売していたのです。それも、1店舗だけではなく、
ほんの少し見渡しただけでも、4~5店舗のお店で販売していたのです。
新橋はたくさんの通りがありますので、もっともっと、たくさんの
お店でお弁当販売をされているのだと思います。
コロナの影響を受け、居酒屋さんが宅配を始めたり、お弁当販売を始めたり、
マスク制作販売を始めたりされていることは、様々なニュースを見て、
知っていたものの、朝早くから大きな声で、お弁当販売をしている様子をうかがい、
「今の時間で販売しているのだから、何時から準備をされているのだろうか...?」
などと、ニュースを見ているだけでは、分からない様々な感情を抱きました。
いつもは、近くのコンビニのお弁当を頂くことが多いのですが、
その日は、お昼休みに少し歩いて、居酒屋さんのお弁当を買うことに。
お弁当は、たくさんの種類のおかずが敷き詰められており、
居酒屋さんならではの、美味しい味付けで、
落ち着いたらぜひ、飲みにも行ってみたいと思いました。
ただ、ほんの少し・・・、ほんの少しだけ、食べるのが難しく・・・
(居酒屋さん、ごめんなさい。でも味はとっても美味しかったです!)
恥ずかしながら、全く気が付かなかったのですが、普段食べているお弁当、
食べやすさを細かく追及され、努力されたものであると初めて気が付きました。
見えない努力って、素敵ですよね。
仕事が出来る人ほど、見えない部分も丁寧に仕事されているイメージがあります。
「神は細部に宿る」という言葉もありますよね。
細かくて、目立たなくて、派手さはないけど、でも実はとても大事。という事が、
私自身の仕事の中でも、たくさんあると思っています。「神は細部に宿る」を意識して、
一つひとつ、丁寧に仕事していかなければいけないな、と改めて気が付きました。
今回、お弁当の食べやすさから、気付きを得ましたが、
私はまた次の機会も、居酒屋さんのお弁当を頂こうと思っています。
「だれが、どんな思いで作られたものなのか」を感じずにはいられないからです。
普段は、販売されていない、美味しい居酒屋さんのお弁当を食べれられるのも、
期間限定かもしれませんので、喜んでお昼を頂きたいと思います。
新型コロナウイルスの影響で、様々な業種・業界で大打撃を受けられていると
思います。私個人で出来ることは、こんな小さなことかもしれませんが、
何か出来ることはないかと思い、アンテナを張って過ごしていきたいと思います。
編集後記
ここ数ヶ月で様々な変化があり、こんなに世の中が一気に
変わるものなのか、と私自身驚いているところです。
この変化を「私自身も、新しい自分に変化できるきっかけ」と、捉えて、
前向きに、この危機を乗り越えていければと思っております。
それでは、次号もお楽しみに!
武田 圭