シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

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2020.05.22号 VOL.38
テレワーク関連の助成金・補助金活用


こんばんは。シンカ エグゼクティブマネジャーの山内です。

弊社では、公衆衛生と自主自律の組織風土を高める観点から、
今後、テレワークやフレックスタイム制度を導入する方向といたしました。

本日は、テレワーク導入で活用できる助成金・補助金をまとめましたので、
ぜひ参考にしていただければと思います。

■働き方改革推進支援助成金(新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース)【厚生労働省】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/syokubaisikitelework.html

◎締切り
5月29日まで

◎支給額
補助率:1/2(1企業当たりの上限額:100万円)

◎ポイント
・レンタル・リース費用も対象に!
4月28日に見直しがあり、パソコンやルーター等のレンタル・リース費用も対象となりました。
急な在宅勤務対応にかかった経費があれば活用できます。

・支払いも含めて5月31日までに完了が必要!
5月31日までの経費であり、かつ、同日までに支出されたものに限られますので、
払い込みも5月末までに完了する必要があります。
ただ、クレジット払いなど、致し方ない場合は、その旨を申請時に添付すれば
認められることもあるようです。

・期間を遡っての申請が可能!
通常は、交付申請が通ってからの取り組みが助成対象となりますが、
今回は遡っての申請も可能です。令和2年2月17日~5月31日の期間が対象となります。

今回の締切りには間に合わないものの、今後取り組みを予定されている場合は
通常のテレワークコースもあり、支給対象となる成果目標が先日緩和されました。
詳細は下記をご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/telework_10026.html


■事業継続緊急対策(テレワーク)助成金【東京都】
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/kinkyutaisaku.html

◎締切り
6月1日まで(5月12日から延長されました)

◎支給額
上限額250万円(助成率10/10)

◎ポイント
・全額支給!
費用が全額支給されますので、今後、テレワークに対応するための
クラウドサービスやソフトウェア、ハード機器購入の予定がある場合はおすすめです。
一例として、弊社では、契約書捺印管理のクラウドサービスにて申請中です。

・申請準備は念入りに!
テレワーク環境構築図(事前・事後の状態を図示)や、
「2020TDM推進プロジェクト」の登録など、申請書や登記簿謄本以外の準備も発生します。
東京都の助成金のため、管轄の都税事務所での納税証明書発行も必要となります。
申請書の記入にも多少時間がかかりますが、必要書類から準備したほうが安心です。

・就業規則の改訂もお忘れなく!
実績報告(8月31日)までに「テレワークに関する規定」の作成が必要です。
就業規則の届出義務がある場合は、就業規則に定め、労働基準監督署の届出印のあるものを
提出しなければいけません。郵送の場合、押印に時間がかかることが予想されますので、
支給決定を待たずに作成を進め、直接監督署に出向いた方がよいかもしれません。


■IT導入補助金【中小企業基盤整備機構】
https://www.it-hojo.jp/

◎締切り
通常枠は7月10日17:00まで数回締切りあり

◎支給額
費用の1/2、最大450万円

◎ポイント
・ITツールは対象ツールから選択!
対象となるITツールは、ITベンダー・サービス事業者が登録をして採択されたものになります。
自社が活用したいツールがあるか確認しましょう。

・申請はマイページにて完結!
申請前に、IT導入支援事業者との間で商談を進め、交付申請の事業計画を策定します。
IT導入支援事業者から『申請マイページ』の招待を受け、自社の入力必要項目が完了したら、
導入するITツール情報、事業計画値はIT導入支援事業者が入力します。
Webで完結でき、事業者のサポートが受けられるのは安心感がありますね。

・定期的に情報をキャッチアップ!
本補助金の制度内容の見直し・拡充が行われるそうで、
補助金申請システムの改修にあたり交付申請の受付が一時的に停止しているようです。
交付申請受付再開については、2020年5月22日以降を予定とのことです。
締切日も<予定>と記載があるので、定期的にチェックしましょう。


また、これからテレワークを検討される企業様で、どの業務から検討するか整理がつかない場合は、
まずは一般的な業務分掌規程を眺めて、アナログから変更できる業務がないか
想像を膨らませてみることをおすすめします。


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株式会社シンカ
エグゼクティブマネジャー 山内 綾子