シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

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2020.05.18号 VOL.34
自社独自の「新しい『仕事の様式』」


こんにちは。シンカ代表取締役の田中裕也です。

今週から特集版から通常版に戻り、全国の緊急事態宣言解除されるまでの期間、
1日1つ、お役立ち情報のお届けを継続してまいります。


さて、本日は「自社独自の『新しい仕事の様式』」について、
弊社で策定したものをご紹介させていただきます。

これは、5月4日に厚生労働省から発表されました「新しい生活様式」を
仕事に適用した場合に、自社を今後どのように運営していくか、自社独自に検討したものです。
81業種のガイドラインが発表される5月21日より前に検討したもので、
食い違いがある点があるかもしれない点は、貴社の業態に合わせて
ご判断いただければ幸いです。


【シンカ版 「新しい仕事の様式」】

■基本的な考え方
①組織運営方針に照らし合わせ、「自主自律」を重んじる
②ビジョン実現、業績向上により寄与する形態
③公衆衛生を保つ
④個人情報を取り扱う事業体であるが故、顧客の理解は必要

■新しい仕事の様式
①基本的な方向性
テレワーク・フレックスタイム制度を導入する

②週2日を上限とするテレワーク制度の導入
自主自律を高めるためのテレワーク制度導入。チームビルディング、
育成、イノベーション創出の観点から、一定の出社はむしろ必要

③フレックスタイム制度の導入
公衆衛生の観点から、時差出勤を実現するために、
コアタイムを11:00-16:00としたフレックス勤務制度を導入

④個人情報保護の重要性は継続
特に顧客の個人情報を受託しているアウトソーシング業務については、
顧客の了承を得て行う

■他、注意すべき行動様式
<感染防止の基本行動>
・人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける
・会話をする際は、可能な限り真正面を避ける
・症状がなくてもマスクを着用
・手洗いの徹底
・こまめに換気

<会社特有の注意事項>
・オフィスの着席は1人分間隔を空ける
・感染が疑われる人は、自宅勤務
・社内イベント会場の配慮
・レンタサイクルの活用
・接待交際は3つの密を避けて、重要性や参加人数を相手方と相談
・オンライン会議、オンライン名刺の活用


私は、緊急事態宣言が延長された5/7(木)から毎日、
東京都の新規感染者-回復者の数値を記録にとっておりますが、
治療中の方が平均151名/日減少しているペースになっています。

昨日時点で、東京都の治療中患者数が約1,300名であることから、
単純計算で5/21(木)時点に700名程度に減少する見込みで、
東京都の新型コロナウイルス感染者専用病床数3,300床のキャパシティから考えますと、
おそらく徐々に解除されるのではないかと予想しています。

緊急事態宣言解除後に、あたふたすることのないよう、
自社独自の基準を策定し、対応の準備を進めましょう。


本メルマガは約5,000名の方々にお届けしています。
新型コロナウイルス対策で有益な情報がありましたら、ぜひお寄せください。
皆様へ情報発信させていただきます。

これからも1日1件、お役立ち情報をお届け致します。

株式会社シンカ
代表取締役社長 田中 裕也