シンカメールマガジン
『 真価と進化 』
SHINKA Mail Magazine
2020.05.01号 VOL.26
雇用調整助成金 社員へ休業を伝えた時の反応・質問とは?
こんにちは。シンカ エグゼクティブマネジャーの新井です。
今回の新型コロナウイルスへの対策として、様々な助成金制度が発表されていますが
弊社は長らくこうした支援を利用したことがなく、当然社員もなじみがありません。
社員が、自分の給与にまつわる雇用調整助成金を利用することを
どのように受け止めるのか、手探り感と関心もありましたので
社員には個別に説明をしました。
今回は、社員にどのような説明をし、どのような反応があったのか
ご共有させて頂きたいと思います。
■社員へ説明内容
・雇用調整助成金の説明(休業手当の一部を政府が支給する、返済の必要がない)
・休業手当の支給率
・各社員の稼働状況
・休業内容(対象範囲と予定時期)
・業績数値の見通しと受給想定金額
・立入検査の一環として社員がヒアリングやアンケートを受ける可能性
■社員の反応
結論をいうと、社員は淡々とオトナな受け止め方でした。
・融資よりキャッシュを頂けるなら、頂けてしまった方が良い。
・新入社員はすぐに貢献できる業務がないので不安だと思う。
給与を保証してあげるのは有難いと思われるのではないか。
・会社の背景は理解したので良いと思う。
・できることはやった方が良い。家族が休業しているが、非常に厳しい。
これからもっと景気は厳しくなるよね?
・今は世の中、皆大変なのに、そういうお金をわざわざもらいに行くのを
他の社員が嫌に思わないか心配。
会社からは資金繰りをしたから安心してくれと言われているのに
がめつい会社と思う人もいるのでは?
■社員からの質問
・(再確認として)給与は支払われるんですよね?
・手当も含めていつも通り支払われるか?
・社員同士の会議やちょっとした相談もダメなのか?
・勉強としてオンラインセミナーに参加するのは構わないのか?
「休業」は全社員、初めてのこと。
「休業(仕事をしない)」というのは、どの程度の強制力なのか?
何をすると休業と言えなくなってしまうのか?
手当はいつも通り支払われるのか?
この辺りが説明が不足しており、質問が挙がりました。
私自身はどう説明すれば、皆にスムーズに理解してもらえるか
多少気懸りな点もあり、トークスクリプトまで作ってしまったので
これから社員の皆さまへアナウンスされる方のお役に立てば嬉しいです。
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株式会社シンカ
エグゼクティブマネジャー 新井千春