シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

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2020.04.14号 VOL.14
商工中金~社長はジャッジされている~


こんにちは。シンカ代表取締役の田中です。

本日も、特に資金繰りを心配されている中小企業経営者向けの情報提供です。


政府系金融機関の商工中金からもコロナウイルス対策融資が出ています。
もちろん、日本政策金融公庫と並行して相談可能です。

■商工中金HPトップ
https://www.shokochukin.co.jp/

実質無利息、据置5年など、条件は日本政策金融公庫とほぼ同じです。
大きく異なるのは、利息について、日本政策金融公庫分に商工中金分が
上乗せされる仕組みになっているという点です。

直近3年間は利子補給制度がありますから変わりありませんが、
もし資金確保の目途がある程度ついている企業様では
長期的に見た支払利息の負担を考えて、ご判断いただくのがよいと思います。

■新型コロナウイルス感染症特別貸付(中小企業向け制度)
https://www.shokochukin.co.jp/assets/pdf/nr_200319_04.pdf


商工中金の場合、書類一式の用意ができたら、
自分で支店に電話でアポイントを取って、訪問する流れになっています。

弊社は、商工中金と取引実績がありませんでした。
そこで、社長はお金を貸して大丈夫な人かどうかジャッジされていると
改めて感じさせられたエピソードを3点ご紹介致します。


①書類がビシッと揃っていて、自分の口で説明できること
面談時に必要な書類と、契約時に必要な書類が分かれていましたが、
私は書類一式を全部完璧に揃えて持参しました。質疑も全てその場で答えました。
そのことに先方担当者は随分驚いたようで、
「いや~社長のお人柄というか、本気度というのが伝わってきます」
とおっしゃっていました。

②社長個人の経歴書で顔色が変わった
経営数値を見るのは当然のこと、
最終的には「あなた」が信用できる人なのかを見ています。

③過去のやりとりは、全て記録されている
私は3年前にMBOの相談で電話を一本かけたことがありました。
今回、商工中金の担当者は、その履歴を見て、
「今回どのような経緯で弊社にご相談されることになったのですか?」
と質問してきました。
私は3年前のことを覚えていましたので、安心されたようでした。


商工中金も問合せが殺到しており、新規取引ですと1か月近くかかるように
おっしゃっていました。ご相談される方はお急ぎください。


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皆様へ情報発信させていただきます。

これからも1日1件、お役立ち情報をお届け致します。

株式会社シンカ
代表取締役 田中 裕也